菌を正しく知る2023年6月16日(金)
スタッフブログ
黴菌
みなさん、これをなんで読むかわかりますか?
これは、「ばいきん」と読むんだそうです。
ばいきんは音読みで、訓読みをすると「カビ」と読みます。
へーですよね。私は初めて知りました。
この6月は、日本の四季では梅雨時期のため、降雨量も多ければ、湿気も比較的多い時期となります。
本日は、この菌についてお話してみたいと思います。
本日は、この菌についてお話してみたいと思います。
菌は、ウイルスとは違って、栄養があれば、自ら増殖したり、成長したりすることができます。
納豆や乳酸飲料や麹の製造に使われるような我々にとって役に立つ菌もあれば、逆に、サルモネラ菌や腸管出血性大腸菌、カンピロバクターなどは食中毒や病気などを引き起こして健康を害すものもあります。
納豆や乳酸飲料や麹の製造に使われるような我々にとって役に立つ菌もあれば、逆に、サルモネラ菌や腸管出血性大腸菌、カンピロバクターなどは食中毒や病気などを引き起こして健康を害すものもあります。
つまり、生活環境を適切にすることで、菌は、身体に良い影響を与えるパートナーとなりうるという事なんですね。
菌が増殖する3大要素
1)温度
2)水分(湿度)
3)栄養分
参考サイト
菌が良い影響を与えるものとして、
味噌、醤油、ワイン、麹などの発酵物を作るのには、上記の3大要素を適切に管理することが重要です。
そのため、味噌づくりは、12月~3月位までの比較的寒い時期に作るのが一般的です。
夏場の暑い時期に味噌を作ろうとすると、温度、湿度ともに大変高いため、仕込みや熟成中に雑菌が混入し繁殖しやすくなってしまい、異常醗酵を起こす事があるので要注意です。
夏に味噌づくりを行う場合は、容器はきちんと綺麗に洗って乾燥させ、塩は多めに使用し、風通しの良い涼しく暗い場所で保管すれば大丈夫です。
これを促進する強い味方があります。
それは、漆喰です。
この漆喰は、非常に優れモノで、良い菌を増殖させ、悪い菌を減退させる効果があります。
加えて、調湿作用もあるので、菌を活用した味噌・醤油づくりやワイン製造にも使われています。日本古来からある蔵は、室内外に漆喰を施しており、その効果が相まって、味噌や醤油のコクやうまみを引き出しているようですね。
特にこの6月は湿気が多く、悪い菌が繁殖しやすい環境なので、室内のかべ・天井などに施工しておくと室内の快適性はもちろんのこと、健康にも良いことは言うまでもありません。
参考サイト
繰り返しになりますが、
菌の増殖には3つの要素に左右されるので、その要素をうまくコントロールし健康に繋げれたらいいですね。
室内の快適性と健康に留意したい方は、お気兼ねなくご相談ください。
この記事を書いた人
自然素材ハウス