正しく資金計画を学んで憧れのマイホームを現実にしましょう2024年7月16日(火)
スタッフブログ
「自分らしい家」に住むということ。
それは自分や家族のライフスタイルにぴったりと合った唯一無二の家を手に入れること。
これを実現するためには数ある住宅の中でも「注文住宅」を選択することが近道です。注文住宅は自分の理想をゼロベースから組み上げていくため、建売住宅と違って定価という概念がありません。こだわればこだわるほど総予算は増えていき、逆に割り切って考えれは、その分のコストを削減することも可能です。
注文住宅を考えるときに慎重に考えたいのは資金計画です。理想的な自分らしい家の実現こだわりながらも、無理な資金計画は避けたいものです。無理な資金計画を組むということは、理想のライフスタイルが実現できなくなるだけでなく、こだわりの我が家を手放さなければならなくなる可能性も出てくるのです。 本日は注文住宅を建てるための資金計画ついて総合的な視点から考えていきます。
①正しい資金計画
まずは、家を建てるための費用について見ていきましょう。
家づくりにかかる総費用の構成は、住宅の本体価格が70%~80%、付帯工事費が15~20%、その他諸経費が5~10%とという構成が一般的です。ここで注意が必要なのは、「総費用」=「建物代」ではないという点。
つまり総費用が3,000万円で住宅を建築する計画を立てても、建物に充てることができる予算は約2,100万円ということです。建物の本体価格に対する予算配分を正確に行わないと、庭や駐車場などの外構工事費などに思わぬ不足が生じる可能性があります。計画を立てる際には、これらの要素をきちんと考慮し、予算を現実的かつ効果的に割り当てることが重要です。
②住宅ローンの組み方
住宅を購入するときに、多くの方が住宅ローンを活用しています。よって正しい資金計画とは、ご本人にとって無理のない住宅ローンを組むことができるかどうかということ。無理のある資金計画を組んでしまうと、住宅ローンの返済のためにご家族のライフスタイルが変わってしまう可能性も出てきます。
住宅ローンを組むときに自己資金を多く準備することができれば、借入金額を低く抑えることができ、月々の返済額も少なくなるというメリットがあります。しかしながら、現在の預貯金を全て頭金にしてしまうと、急に現金が必要となった時に対応できなくなってしまうというデメリットもありますので注意が必要です。
また、今現在は返済可能な金額でも将来的に病気や事故によって現在と同等に働けなくなる可能性や、家族構成の変化によって支出が増える可能性も考えましょう。
将来のリスクを考慮に入れ、ギリギリの計画のまま住宅購入を進めることは避けるべきでしょう。
資金計画は将来の変化や不測の事態に備え、余裕を持って検討することが肝要です。
③理想と現実の整理
注文住宅を立てることは自分らしい家に住むための近道というお話をしました。
自分らしい家にこだわればこだわるほど建築費は上がっていくというお話もしました。
では自分らしい理想の家と建築に係るお金では、どちらが優先するでしょうか?
「自分の理想を全て見積もりを出して総予算を確認してから資金計画を練る」場合、家族のライフスタイルやこだわりを重視した理想の家が建てられそうですね。しかし、最初に予算のことをまったく考えずに家づくり計画を固めていくわけですから、実際に見積りを出してもらったら予想以上の高額になってしまう場合も想定されます。頭金の金額にもよりますが、ご自身の返済能力を超えるような金額では住宅ローンの審査に通らない可能性も出てきますし、借り入れができたとしても毎月の返済が苦しくなるだろうことは安易に予想ができます。
これに対して、「資金計画を確認してから建てる家のプランを練る」場合は用意できる金額の範囲内でプランを練りますから、住宅ローンも無理なく返済していけるでしょう。しかしながら無理のない返済が出来る代わりに理想の住まいとは少し離れていくかもしれません。
結局のところ、どちらが正解ということはなく、ご自身の資金力を正しく理解できている人の方が失敗する確率が低いということが言えそうです。
まとめ
結局のところ資金計画で重要なことは以下の3つです。
1.総費用を正しく把握すること
2.自己資金を無理のない範囲で用意すること
3.ご家族のライフプランを今一度確認すること
住宅購入に伴う費用の総額とその内訳を理解し、どのように資金を調達するかを検討するようにいたしましょう。毎月の返済額も無理のない範囲で設定できれば、突発的な出来事があったとしても対応出来る余裕が生まれ、新しい住まいでの生活をより快適に楽しむことが可能となるでしょう。
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この記事を書いた人:株式会社トミス建設(屋号:自然素材ハウス)