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インフルエンザウィルスが不活性化する家2024年2月13日(火)

スタッフブログ

新型コロナウィルスの収束が進み、日常が戻りつつある中、今度はインフルエンザの季節が訪れています。それに加えてスギ花粉の飛散も開始され、まだまだマスク等の予防策が重要な時期です。 ウィルスが私たちに恐怖と感じさせるのは目に見えないところ。食べ物や飲む水は身体に害がないか調べて避けることができるのにのに、呼吸するための「空気」はチェックのしようがないんです。 本日はインフルエンザウィルスが不活性化してしまう不思議な家についてのお話です。

自然素材ハウスが手がける無添加住宅は中も外も壁は漆喰(しっくい)で仕上げます。 漆喰の持つ性能は、調湿効果や消臭効果などが有名ですが、実はインフルエンザウィルスを不活性化させるという作用もあります。

漆喰は強アルカリ性

漆喰の成分を調べてみるとPH12以上の強アルカリ性だということがわかります。 強アルカリ性の環境では、ほとんどの生物やウイルスは生存できなくなります。 現代でも鳥インフルエンザや豚熱などのニュースを見ると、白い粉をまいているのがわかると思います。これが漆喰の原料である消石灰なのです。(漆喰は消石灰にふのりやスサを混ぜて水で練ったものです) この強アルカリ性の漆喰で守られた住宅が自然素材ハウスの無添加住宅なのです。

でも、ご安心ください。

強アルカリ性の環境ではほとんどの生物が生存できないと申し上げましたが、漆喰の壁の表面は乾いており中性化されているので、手で触っても安全な状態になっています。但し、硬化が進んでいない壁の内部は強アルカリ性のままになっており、この内部の強アルカリ性の状態がインフルエンザを不活性化させることが出来るのです。 ご興味のある方は、是非自然素材ハウスのモデルハウスに足をお運びください。 漆喰の壁の表面には無数の穴が空いていて(多孔性)、室内の空気取り込んだり放出したりすることが出来ます。この漆喰壁の持つ特徴が室内に漂うインフルエンザウィルスを壁の内部の取り込んで主成分である消石灰がウィルスを不活性化させるというわけです。

つまり、しっくいがウィルスを死滅させるとはこういうこと!

漆喰の主成分である消石灰は強アルカリ性の水酸化カルシウム

↓ ※強アルカリ性はたんぱく質やリン脂質を分解

漆喰は多孔質で、その穴にウイルスが付着

強アルカリ性がウイルスの膜を加水分解により破壊し、ウイルスを不活化させる!

自然素材ハウスが使用している完全自然素材の無添加住宅オリジナルしっくい

自然素材だけで作られる「無添加住宅オリジナルしっくい」は、原料となる消石灰の濃度が非常に高く、より除菌・抗菌効果があるといわれています。この漆喰を壁や天井に施工した場合、除菌抗菌効果に加え、防カビ消臭調湿ホルムアルデヒドの分解といった効果が期待できます。

自然素材ハウスー無添加住宅博物館

現在自然素材ハウスでは、実際に天然素材だけを使用して建てたモデルハウスをご覧いただけます。このモデルハウスは見せるために作ったモデルハウスではなく、住むために作った「本物の家」。家の中に入った瞬間に天然素材に包まれたきれいな空気環境をご体感いただけます

ショールームのご案内

お問合せはこちらから この記事を書いた人:株式会社トミス建設(屋号:自然素材ハウス)