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三寒四温という言葉の意味をご存じですか?2024年3月18日(月)

スタッフブログ

3月も半ばを過ぎ、すっかり春めいてきましたね。
皆さまはこの時期に「三寒四温(さんかんしおん)」という言葉を耳にされたことはないでしょうか。これは、寒い日が3日くらい続くと、そのあとに比較的暖かい日が4日続くという意味の言葉で、寒暖の周期を表しています。

三寒四温の語源とは?

三寒四温という言葉はもともと中国の東北部や朝鮮半島の北部で「冬の気候を表す言葉」として用いられていたようです。中国の東北部や朝鮮半島の北部では冬のシベリア高気圧から吹き出す寒気がおよそ7日ぐらいの周期で、強まったり弱まったりし、これを表現する言葉として「三寒四温」が使われていたようです。
日本でも気候をあらわす言葉として「三寒四温」が使われるようになりましたが、そもそも三寒四温は気象学用語ではありません。また、寒い日が3日続いた後で暖かい日が4日続くということは気象現象としてはありません

日本の三寒四温は暖かい?

中国で冬の気候をあらわす「三寒四温」ですが、日本では「徐々に暖かくなっていく」というニュアンスで使われることが多く、寒い冬ではなく春先に使われる言葉となっています。
日本の周辺では、春になると低気圧と高気圧が交互にやってきて、低気圧が通過し寒気が流れ込んで寒くなった後、今度は高気圧に覆われて暖かくなり、周期的な気温の変化を繰り返すことが多くなります。このため、日本では寒暖の変化がはっきりと現れる春先にこの言葉を用いる人が多くなったと考えられます。

週末は20度を超える暖かさで春を満喫した自然素材ハウスのある川崎市も、今週は冬の寒さが復活するようです。
まさに日本的な三寒四温な気候。体調など崩さないようにお気を付けください。

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この記事を書いた人:株式会社トミス建設(屋号:自然素材ハウス)